今朝の片づけをもって、私の今年度の学祭としての仕事は全部終わった。
あっという間に四日間は過ぎて、気づいてみれば四年生の先輩は引退。
私は今は二年生だけど、実質学祭の中ではすでに三年生のような立場になった。
終わっちゃったんだ・・・そんな風に思えないくらい、時間の流れは早かった。
私の大好きな人にとって最後の学祭で、最後の活動だった。
四年間同じ仕事をこなすあの人は適度にゆるく、でも決して手抜きをするんじゃなくて仕事をしてた。
何度も姿を探した。
もう二度と見れないから。
あの場所に立つあの人はもう二度と見られないから、何度も何度も。
でも姿を見るたびに苦しかった。
後二日しか見れない、そうだと思えばいつのまにか今日で最後。
どんどん時間が削られていくのをひしひしと感じた。
でも何もできない。苦しい気持ちを口にすることもできなかった。
もうすぐ卒業するっていう事実をどうしても受け入れきれなくって苦しかった。
考え出したら止まらなくなって、どんどん落ち込んでいく。
自分の気持ちを伝えなきゃいけないと思っても、どうなるか分からなくて怖くなってまた悩む。
先輩達に一杯怒られて、これから先自分が先輩としてやっていけるのか自信がなくてもやもやする。
最近そんな考え事ばっかり。
今日はあの人がくれたメールがあまりにも優しすぎて、そんな先輩がいなくなっちゃうことがどうしようもなく悲しくて、何もないのに涙がこぼれた。
嗚咽が止まらなくて本気で泣き出した。
思うだけで涙を流すことなんて自分でもびっくりだよ。
それだけ本当に好きなんだと思う。
苦しいよ。苦しいよ・・・
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